まず、ファーストクラスのチケットを取った経緯を書いておきます。
私はいわゆる陸マイラーで、各社のマイレージ会員になりマイルを貯め、それを利用して航空チケットを取る事がほとんどです。今回使用したのは、ANAで貯めていたマイルでした。2017年の早いうちに、実はベトナム(ホーチミン)へのフライトをマイルで予約していたんですが、12月に入ってから何気なくANAサイトを見ていたら(しかも真夜中w)、たまたま、12/31のタイ航空バンコク行きファーストクラスに空きがあるのを知ってしまい・・・。(^^;; 明け方の4時にANA国際予約カウンターに電話して、取り直してもらったのでした。
ファーストクラスに乗るのは長年の夢で。(ブログにも何度も書いてますが)「やっと乗れる!」と感無量でした。その代わり、帰りの便にファーストはなく、マイルも足りないため、そちらはエコノミー&ビジネスクラスです。(後で話題にしますが、北京経由でした)
というわけで、マイルで手に入れたファーストクラス。どんなものだったかレポートです!
搭乗する際は、お子様連れの方や身体が不自由な方の次に、ファーストクラス客の搭乗となるわけなんですが、初めて並ぶファーストクラスレーンでドキドキ。周りにマイレージ客らしき人は見当たらず、スーツ姿とかのお金持ちっぽい外国人ばかり・・・。
中に入ると、入り口の一番近くが私の指定した座席「3A」でした。指定したというより、窓際席はそこしか残っていなかったんですけどね。(^^; そりゃそうだ、予約したのギリギリだもの。
乗った機体は、A380という二階建ての巨大な機体だったのですが、たくさんある席の中で、ファーストクラスはたったの12席。12人しか座れないんですね。狭き門だわ・・・。
しかし、ファーストクラスの座席ってデカイ!横幅が広いデス。
しかも、座ってみると適度に弾力があって座り心地が良いです。
モニター画面もかなり大きめ。ただ、シートから少し距離があるので、ド近眼の私はメガネかけないと文字が読めない状態でしたw 右側ポケットには、安全のしおりとか、機内食メニューとかが入ってます。モニター下部には、枕、毛布、パジャマなどがあり、その下のスペースにはキャリーバッグを収納することができます。上の棚にあげなくていいのは便利じゃ~。
こちらは窓です。タイ航空のシンボルフラワー、オーキッドがちょこんと置かれています。
座席部分サイドには、収納スペースが。一番窓に近い所には、バッグ類を入れてフタをすることが出来るスペース。手前に見えている座席のすぐ脇には、小物を入れられるスペースがあります。最初は、ノイズキャンセリングヘッドホンとか、アメニティーポーチとかが入ってますが。
そのアメニティーポーチがこちら。リモワ製のハードポーチです。かわええ~!初のリモワはグリーンでした。(^-^)
中身の写真を撮るの忘れましたが、良かったのはクラランスのクリームや、エビアンのフェイススプレー。リップクリームもありました。あとは、アイマスクや歯磨きセット、靴下など~。機内で必要な最低限のものは揃ってますので安心ですね!
と、撮影しまくってたらば、「ウェルカムドリンクいかがですか?」と担当CAさんがやってきましたので、せっかくだから、シャンパンお願いしました。
なんと、こちらのシャンパンはあの有名な「ドンペリニヨン」です♪私の大好きなTHE ALFEEや、浜省の歌詞でもおなじみ銘柄。なぜ、日本人は「高級シャンパン」といえば「ドンペリ」なんだろな~。
飲んだのは、忘年会で同業の大先輩に奢っていただいた時以来でございます。肝臓が弱ってる為、おかわりが出来ないのが哀しい・・・。
クピクピ飲んでたら、今度は男性のスタッフがやってきて、なにやら自己紹介とフライトの説明を流暢な英語ではじめましたが、私、海外はちょっと久しぶりだからか、脳が英語についていけず、まったくヒアリング不可能状態w 質問など一切なく、一方的なしゃべりだったため、何事もなく終了しましたが。
いざ、飛び立つ瞬間は、A380だからなのか、いつもと少し違う感覚で、感動しました。どう違うと聞かれたら説明できないんだけど。(^^;
さきほどの女性のCAさんがやってきて、今度は食前の飲み物をどうするか聞いてきました。ずっと「お酒はもうやめて、ソフトドリンク」と思っていたのに、なぜか反射的に「Beer」と言ってしまった・・・w しかも、銘柄聞かれて「シンハで」と返してる私。完璧に条件反射です。
シンハと一緒にアミューズが届きます。
あら?他の方が書かれている体験ブログだと、アミューズはサテー(串焼き)だったけど、変わったんだ。左上が、よくわかりませんが、練り物。右上が、小柱。下が、ナッツとドライフルーツです。練り物は微妙でしたが、それ以外はまぁ食べやすいおつまみでした。
私は「タイ料理コース」を注文したんですが、このパンのセットは、どのコースにもつくみたい。食べてみましたが、これが機内のパンとは思えないほど美味しい。特に、左側の細長い色の濃いパン!なんとなく甘味もあって、たまらないお味。こればっかり食べたいわ!と思っちゃいました。
それにしても、パンの右にあるものはナニ??
どう見ても、これは・・・ニンニクですよね?!これをパンにどう使うのか?他のメイン料理が来た時、パンと一緒に下げられましたので、やはりパンに使うのだと思うのですが・・・。
こちらは、前菜として出てきた、きのこのサラダ。なんかかけるのかな?とも思ったけど、ドレッシングとか調味料っぽいものは、塩コショウくらいしか出てなかったので、そのまま食べるモノなんでしょう。香草の風味と、唐辛子の辛味で、なかなかスパイシーなサラダですが、美味しくいただけました。
これが、問題のメインですw 結構いろいろ並べられます。
サイドディッシュ的な位置づけの、野菜と卵の炒め物みたいな感じのもの。きゅうりっぽいものと唐辛子が、炒り卵とあえられてます。味薄めでサッパリ。
多分、スープ的位置づけの、グリーンカレー。オーソドックスで味も普通です。辛すぎず、食べられます。
しかし。コレはなんなの?コレは。(笑) 豚肉のようなものが、なぜかカリッカリに焼かれたもの。焦げてるみたいにも見えるw こわごわ食べてみたら、味もあまり無い。ただの「カリカリの豚肉」です。まさかこれがメイン料理なのか!?(^^;
頑張って食べ続けてみましたが、さすがに胸焼けしそうなので、途中で諦めて残しましたよ・・・。ビジネスクラス、いや、エコノミーですら、食べるのが苦痛なメインって過去にあったか?いや、ない。
というわけで、皆さんに言われていた通りの印象でした。TGの機内食ってこうなんですね。やっぱり事前リクエストですき焼とか無難な和食を注文しておくべきでした!本当にこれは後悔・・・。
お口直しの意味で食べた、チーズとフルーツの盛り合わせ。これは普通に良かったですよ。特にフルーツ。日本産の果物なのかな。
ホットコーヒーも、美味しかったです。(^-^) 普通のコーヒーカップで飲めるのって幸せですね。
食事が片付けられると、CAさんがなにやら配り始めました。カードみたい。「なになに?」といただくと、なんと、機内Wifiサービスの無料クーポンコード!ガーン!!私、水平飛行に入るや否や、ガマンできずに一番高い100MBコース(約4000円)買っちゃったよ!(T-T) 配るんだったら始めに配ってくれ~。
よく見ると「30日間有効」とか書いてあるので、「帰国便もTGだし、そこで使えばいいや!」と思いました。
ガッカリしたりホッとしたりした後「そうだ!噂の広いトイレを見に行こう!」と思い出し、Fクラス前方左側にあるトイレへと潜入いたしました。
入ってすぐのところです。確かに広い!全身鏡があって便利だ。パジャマへの着替えはココでするのか。
椅子と、化粧台。
化粧台と鏡。拡大鏡もありますね~。
おトイレサイドに、香水が置いてあります。トイレ内は、かなりいい香りでした。
ボディミルクの大きなボトルもあります。
トイレの便器部分は写すの忘れてますが、とにかくスペースがゆったりしているので、ラクラクです。お相撲さんでも問題なさそう。ある程度の長さのフライトでは、誰もが利用するであろうトイレ。清潔さと広さが保たれているのは本当に助かりますね!(^-^)
約6時間50分くらいのフライトでしたが、なにしろシートが180度水平のベッド状態になりますし、適度なクッションと、横幅の広さがあるため、ほとんど家のお布団で寛いでいるような感覚で、ツイッターしたり寝たりしながら、もうあっという間にバンコクに到着ですよ。ありがたや!ファーストクラス。食事なんぞどうでもいいのだ。問題はこの居心地の良さなのだ!!
いざ、機内から外に出ますと、事前にフォロワーさん達に聞いていた通り、TGの係員さんが乗客の名前が書かれたパネルを持ち、名前を呼んでます。「TOMOKO~」と呼んでる人がいたので「ハイ、TOMOKOですよ」と声をかけると、「こっちへどうぞ」と、すぐそばに駐機してあったカートに乗り込むよう指示されます。もちろん、他のFクラス客数人と一緒です。この時はFが満席で、12人の客が居たため、3台のカートに分散しての出発です。
うひょ~!早い早い!これはラクチンだし爽快です!(^o^) 夜遅いせいか、通路には人が少ないのですが、なにしろ入国審査まで遠いので、ありがたいです。
他のカートが前を走っています。
もうすぐ入国審査です。ああ、本当に便利でした!
しかも、ファーストクラス専用みたいになっている、優先的な入国審査窓口がありまして、そこに横付けしてくれるんです。ストレスゼロ~!このサービスこそが、タイ航空ファンを引き寄せているのですね。
係員さんは、ちゃんと入国審査が終了するのを見届けてくれまして、入国できると、荷物受け渡しレーンまで案内してくださるようです。私の場合は預け荷物がなかったので「お出口はあちらです」と言われて終了でした。お世話様でした!!
出口を出てすぐの場所に円形のカウンターがあり、個人的なリムジンサービスを予約出来るようでしたので、タクシーより安全かしらと思い値段を聞いてみたところ、「一番安いので2800バーツよ」などと言われたので、「高すぎるでしょ!」と、即却下。(^o^;
しょうがないので、下の階に降りて、公のタクシー乗り場へ。空いてます。並ぶこともなく、乗るタクシーの駐機場所がプリントされた紙が出てくる機械のボタンを押して、番号通りのタクシーへ。あとは、ホテル名(というより住所)を伝え、ホテルへと向かいました。(^-^)
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