地中海クルーズで置いてけぼりにされそうになった話

初めて乗った地中海クルーズで、地上でのんびりしてたら乗り遅れそうになった恐ろしい話をします。

まぁ、私が悪いのではなく、バスの運転手のせいなのですが・・・。

 

あれは2006年、地中海クルーズで南仏に寄った時のことです。

ヴィルフランシュ・シュル・メールという、小さな港町に停泊。

そこからテンダーボートで上陸し、南仏を満喫しました。

 

自分で言うのもなんですが、私、南仏には何度も行っていて、

最低限の土地勘はあったため、ツアーではなくて、自分達で周りました。

バスに乗ってまずニースに行き、その後、またバスでモナコへ。

日が暮れる頃になって、船のいる町に戻る予定でした。

 

ちなみに、あちらのバスというのは日本と違って、バス停ごとにアナウンスが流れる事はありません。

自分達で気をつけて、前のバス停を過ぎたらブザーで知らせるのです

 

ニースとかモナコとかは、たくさんの人が乗り降りするため、わかりやすいので大丈夫ですが、

小さな港町のバス停、しかも暗くなってからでは目印がよくわからないので、運転手さんにお願いする事にしたのです。

すみませんが、○○という所に来たら降りるので知らせて下さい」と・・・。

 

すると運転手さん、「はい、わかったよ。ちなみに、そこのお客さんも一緒だよ」といいました。

見ると、外人の年配ご夫婦が座っていて、私達に「ハーイ!」と言ってきました。

それで、すっかり安心しきっていた私。

運転手さんまかせで、携帯などいじっていました。

 

すると、しばらくして運転手さんが、

「OOで降りるって言ってた人、降りて。」と言うのです。

ああ、無事着いたか~と思って、降りようとしたところ、運転手さんが、

悪いけど、一つ前のバス停だった。忘れてた」というではないですか!!

 

私達も、外人夫婦も「なんだって~~~?!」となりましたが、

運転手はケロっとした態度で「はい、降りて降りて」と・・・。

 

確かに、バスは引き返すわけにもいかないでしょうし、

これ以上先に行ったら大変なので、仕方なく降りたのですが、

問題なのは、この先どうやって船に戻るか、ということ。

船の出発までは、1時間しかなかったのです!(@o@)

 

早速、逆方向のバスの時間を調べましたが、なんと、最終便を過ぎていた!

私達は途方に暮れました。

外人のご夫婦もオロオロしており、奥さんの方は泣き出す始末。

 

旦那さんの方に英語(多分アメリカの方だった)で話しかけた所「歩いていこうかと思う」と・・・。

え~~~!バス停の距離がどれだけあるかわからないのに

しかも、もう真っ暗でろくに道がよくわからないのに

なんて無謀な!!

 

そこで私は考えました。

目の前に、閉店間際の花屋さんが見えたのです。

花屋さんにすがるしかない!!と・・・。

片づけ中のおじさんに、英語で話しかけてみました。

(ここでフランス語しか通じなかったらアウトでした・・・)

 

「私達はクルーズの客で、OOというバス停で降りなきゃいけなかったんだけど、

運転手が忘れていて、ここまで来てしまいました。

タクシーを呼んでいただくことは出来ませんでしょうか?」と・・・。

 

すると、おじさん、「OK!ちょっと待ってて~!」と、優しい返事。

運が良い事に、おじさんは英語も堪能だったのです

 

おじさんは、すぐに手持ちの携帯電話でタクシーを呼んでくれ、

私達が待っている間、ジュースまで配ってくれました。(T-T)

なんて優しいの、南仏の花屋さん!!

結局、4人まとめてタクシーに乗り込み、

出港の30分前には、船にたどりつくことが出来ました・・・。(^^;;;

良かったぁ~~~。

 

ちなみに、老夫婦の奥さんの方は、オロオロ泣くだけで、

旦那さんの方は、タクシーに余計な出費をする事が不満なようで、

私に一切「ありがとう」を言ってくれませんでした。。。

 

それにしても、あそこで置いていかれていたらどうなっていたんでしょう。

次の寄港地はバルセロナだったのです国、超えてるじゃん

パスポートも持たず(クルーズの場合は乗船カードのみ持って外にでます)、

越境することは出来るのかなぁ?

その辺、もし次回クルーズ船に乗ることがあったら、旅行会社に聞いてみたいです。

 

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