松阪牛肉割烹たかぎで贅沢ディナー

 

場所は、ハイアットリージェンシー横浜の裏手。日本大通り駅からも歩いて数分の立地にある、松阪牛専門肉割烹「たかぎ」さんにやってきました。

昨年の秋にお店を知り、最初はテイクアウトのお弁当(ローストビーフ弁当とすきやき弁当)を試してみて美味しかったので、来店しようと思っていたもののなかなかチャンスがなく、2月頭になってしまいました。




17時の開店ちょうどに入っていくと、お客さんは私達一組だけ。なんと、一日に3組しか予約を受けないんだとか。この日の予約客とはちょうど時間がずれており、私達で独り占め状態でした。

まずは、今日のお肉を見せていただけました。

 

今日のお肉

これだけのボリュームの松阪牛を食べられて、一人約15000円です。割烹料理というだけでも一人数万円するお店が多い中、これはお得だと思います。

最初の飲み物はビールにしようね、と母と話していたので、「小江戸ビール」というクラフトビールを注文、二人で分けました。スッキリしていて飲みやすいビールでした。

最初に出てきたのは、すっぽんのスープです。コクがあってとても美味しい。私達親子、すっぽん料理はいただいたことがないので、嬉しかったです。

次に出たのは、牛タン。キャビアが乗ってます。(割烹コースのみ)母のコースにはキャビアが乗っていなかったので、一つシェアしました。(笑)(シェアしていいですか?と確認済)

もう、これが牛タンとは信じられない柔らかさ!美味しいし、ちょうどいい噛み応え。

そして、前菜いろいろ。右上の牡蠣がばつぐんに美味しかったです。

ごぼうの穴子巻き、牛肉の酒盗和えも。どれもあまり他では食べた事のないものでした。この前菜を作っているのは、お若い方で、ご主人と二人三脚でお店をやっているそうです。

次に出てきたのは、赤身のトリュフ風味。「これが赤身?」とびっくりする舌触り。トリュフの味とも合っていて、なんとも言えません。さすが松阪牛ですね。

こちらが、トリュフ風味のオイルだそうです。どこに売ってるのか聞けば良かった。パスタとかにも使えそうです。

こちらは、ローストビーフのサラダ。下にお野菜がたっぷり入ってます。右下のドレッシングを、お肉にかかっている綿あめにかけ、溶かして食べるという趣向。面白いですね~!

甘味は、綿あめにしか入れてないとのことで、絶妙なお味でした。

そして、気分良くビールを飲み終えたところで、飲みたかった「十四代」をいただきました。ワイングラスに入れていただいて、一杯1300円。とても美味しいです。

次は、赤身の土佐酢。酢の味が好きな私達、これも非常に美味しくいただきました。

そして!松阪牛の刺身です!!生肉大好きな私は大興奮。よく、炙って出すお店がありますが、あんな事したら美味しくない。本当に美味しいお肉は生ですよね。

衛生上の観点から、生肉を出せるお店は許可をちゃんと取っているらしいですが、ここもそうなんでしょう。

椀物は、松阪牛霜降り肉の湯引き。美味しい。口の中で溶けるとはまさにこの事。母が注文したライトコースにこれは入っていなかったので、一人でいただきました。御出汁もさっぱりとしていて飲みやすい。

こちらは、逆に母のコースにしか入っていなかった、赤身のたれ焼きです。美味しそう。(私にはくれませんでした。笑)

そして!割烹コースのハイライト、シャトーブリアンのフォワグラ、うに、トリュフ乗せです。これもライトコースにはついてきません。割烹コースについてきます。

母が可哀想なので「どれ食べたい?」と聞いたら素直に「フォワグラ」というので、一つあげました。かなり美味しかったらしく、右手で「グー!」のポーズをしてました。

私はうにとトリュフをいただいたのですが、やはり美味しいーーー!お肉はもちろんのこと、上に乗せているものも良いものらしく、非常に美味しいです。割烹コースにして良かった!

そして、お口直しの「かぶのすりながし」です。洋食でいうところの、ポタージュみたいな感じ。しっかりお味もついていて、素晴らしいスープです。

そして、これも食べてみたかった料理、「松阪牛肉寿司」です。ご飯の代わりにお肉を使っていて、中にはスズキのお刺身などが入っています。これがお酒に合うんですよ!

こちらも割烹コースでないと食べられない、伊勢海老と鮑の茶碗蒸しです。「これでもか!」という高級食材。さすがに美味しい~・・・。これも、可哀想なので、母に少しあげました。

こちらは、松阪牛のなめろう。なめろうといえば「鯵のなめろう」を思い浮かべますが、それの松阪牛バージョンです。贅沢ですよね~。上には山芋を細かく切ってとろっとしたものがかかってます。

さて、もうそろそろ終了かな?と思っていると、目の前にこんな「お釜」が現れました。これ、なんとたかぎさんが特注したお釜なのだそう。中には白米が入っています。目の前で開けてくれたのですが、米粒が見事に立っている!!美味しそう!!

まず、お茶碗に少しだけご飯を入れて、塩を振ってもらいます。これが美味しいの!甘くて固さもそこそこあって、最高の味わい。

その後、もう少し多めに入れて、卵を入れる。(この写真が映えるのに撮るの忘れた)醤油を少したらし、かきまぜて食べる、いわゆるTKG。たまらない~!

ご飯のお供もあります。牛タンと豆腐の炊き合わせ。(豆腐は高野豆腐です)

香の物。お肉も少し。

やっぱりお釜のご飯は食べきれなくて、話に聞いていた「おにぎり」にしてもらう事に。

おにぎりを作っていただいている間、デザートをいただきます。クレームブリュレと、フルーツのソーダ漬け。最後まで満足です!

 

「うちをどうやって見つけたんですか?」と聞かれたので、正直に「グーグルマップです」と答えると、「やっぱり今はそうなんですかね~。」とご主人。

でも、あきらかに「ヤラセ」だとわかると逆効果なんですよ~とお話したら、「確かに、うちよりクチコミが多かったお店、つぶれちゃいました。あれはヤラセだったのかな」と。

私は「ここは大丈夫!」と思ったのですが、大正解でした!

気になる方いらっしゃいましたら、すきやき弁当だけでも食べてみてください。前日までの予約が必要ですので、お気をつけて。




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