この記事は、 ヴェネチア ぼったくり に関する情報です。
ヴェネチアは、観光都市であると同時にぼったくりも非常に多い所です。今回は、実際にぼったくられそうになった時の話を書こうと思います。
海外旅行にだいぶ慣れてきた頃でした。
ヴェネチアでお昼を食べようと、リアルト橋が良く見える立地の良いレストランへ。
立地が良いから、世界中の観光客でいっぱいになっていました。
テラス席で、それはもう気分の良くなる場所でした。
ウェイターはとてもにこやかで感じもよく、
「食前酒はなんにします?」と聞くので、「キールで」というと、
「じゃあ、3杯ね」というので、ドキっとして、「は?」というと、
「彼と、あなたと、そして、僕の分!」と、ジョーク。
「アハハハ」と3人で笑いました。
ここまでは冗談で済んだのですが・・・。
メニューを持ってきて、「どれにいたします?」と聞いてきたので、
普通に「シーフードパスタを二つ」と言いました。
「お客様、残念ながら、パスタ類はきらしております。
こちらのお魚料理なんか、お安くて良いかと思いますが」と、魚料理を指さしました。
季節の魚のグリル、と書いてあったような気がします。
ん?確かに安いみたい・・・。
でも、魚の一品料理が、パスタより安いはずはないし、
隣の外国人、パスタ食べてるじゃない。
不思議に思ってメニューをよーく見ると、
「100gにつき」という文字が、ちいさ~く書いてあるじゃないですか!
つまり、メニューの値段は、100g単位の値段であって、
実際はその何倍もするはずなのです!
そこに気付いた私、「私はこれを食べたくない。パスタが食べたい」ともう一度言いました。
そして「隣の人もパスタを食べているじゃないですか!」と・・・。
するとウェイター、「見抜かれたか」という顔で、
「わかりました・・・」と渋々退場。
その後、気になって周りのテーブルを見たところ、
うわ~~~、すっごい大きな魚料理が!あちこちに!!
あれ、1kgくらいあるんじゃないでしょうか?(@o@)
計算すると・・・1皿1万円くらい??
多分、日本人じゃ食べきれないでしょう・・・。
持ってこられた日本人客も、「え?え?」という顔をしてます。
(テーブルが遠かったので、忠告できなかった・・・)
そして・・・思っていた通りの出来事が。
とあるおばあさん(こちらは外人観光客)が、お会計の際に、
ウェイター一人に「なんだこの会計は!」と詰め寄ったようなのです。
すると驚いた事に、あちこちにいたウェイターが一斉に集まり、
おばあさんを取り囲んでしまった!!!(@o@)
おそらく「メニューにこう書いてあるだろう!」と押し通して、
お会計させたのだと思います。おそろしや・・・。
もちろん、人の良い気の小さな日本人観光客の皆さんは、
訳のわからないまま、とんでもないお会計をしてしまったでしょう・・・。
ちなみに、私達が頼んだシーフードパスタは、
おそらく地元イタリア客向けなのでしょう、
かなりレベルの高い、美味しいパスタでした。
お値段も、1500円くらいと、普通でした。
今回の教訓は、「○○gにつき」という言葉に気をつけましょう!です。
ウェイターに「安い」と勧められても、それを信じきってはいけません。
(お肉でもあると思います)
このようなぼったくりに会わないためには、過去記事↓を読んでみて下さい。
入る前にチェックするだけで被害を防げるかと思います。(^-^)
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