2017年に、SPGマリオットのプラチナ会員 になり、それから何度も同系列のホテルに泊まってきましたが、1年半くらいの間に、なんとなくではあるのですが、「スイートルームにアップグレードされやすい条件」というのがわかってきました。
せっかくプラチナ会員になったんですから、スイートルーム、体験してみたいですよね?マリオットプラチナ会員様向けではありますが、私の体験談をお話しておきます。
もちろん「こうしたらされやすい」というだけで、必ずではありませんので、ご容赦の上お読みください。
【滞在時間を短くする】
え~、いきなりそれ~?と思うかもしれませんが、今まで体験した中では、これがかなり有効です。
プラチナ会員ともなると、ついつい甘えてしまい、アーリーチェックインしようとしたり、チェックアウトを最長の16時までに設定したりしがちです。
しかし、スイートルームに滞在したい人はたくさんいるため、出来るだけ回転を早くしたいのがホテル側の事情でしょう。
まず、 チェックインは通常通りの時間か、それより後にします。そして、チェックアウトも通常の時間にするんです。マリオット系はアプリでチェックイン可能ですので、その時にこの時間を設定してしまいます。
私の場合、事前に「スイートルームにアップグレードしていただきたいのですが、その分、チェックアウトを早めにします」と交渉しちゃった事もありまして、案の定、それが効果的で、アップグレードがかないました。
また、たまたま海外旅行などで遅い時間に到着する場合なども、翌日のチェックアウトをお昼くらいに設定すれば、スイートになる可能性が高くなります。
↓ 遅い時間に到着した為か、スイートルームにアサインされたバンコクのロイヤルオーキッドシェラトン
【最初にキングベッドルームを指定しておく】
これ、案外知らない方もいらっしゃると思います。スイートルームの多くは、ツインベッドではなく、キングベッドの設定が多いです。
それを知らず、最初にツインベッドルームを指定してしまうと、当然、スイートルームへのアップ率が下がります。私はおそらく、これで何度もスイートルームを逃してます。(笑)
実際、母親や友人と一緒に泊まる場合、ツインルーム指定していたのですが、スイートルームへアサインされたことはありませんでした。ちょっと広めの部屋、程度です。
しかし、一人旅でマリオット系を使うと、なぜかスイートルーム率がアップしていました。なぜだ~!?と思っていましたが、それだったんです。
↓ キングベッド
【エレベーター近くを指定しない】
マリオット系ホテルの場合、足が悪い方向けだと思うのですが、「エレベーター近くの部屋」という希望を入れることができます。これ、歩かないで便利ではあるんですが、ホテルにもよりますが、スイートルームがエレベーター付近にあることは少ない気がします。
実は母が足が悪いせいで、この要望を入れていた時期があったのですが、それが最優先になってしまい、広い部屋はほとんど来ませんでした。(^^; この要望をはずした途端、コーナーデラックスやスイートルームが来るようになりました。
【恥ずかしがらずにスイートルームの空きを確認してみる】
これは、リッツカールトン東京に泊まる際にやってみたのですが、泊まる日を決定する前(数週間前)に、スイートルームが空いている日を直接ホテルに電話で確認しました。
なぜスイートルームに泊まりたいのか、という理由も添えて。そうしたら、案外カンタンに空いている日を教えて下さったんです。(もちろん確約はしないという条件で)
実際、空いていると言われた日に予約を入れたら、スイートにしていただけました。
ちょっと恥ずかしかったですが、電話の対応はとても優しく丁寧でした。もちろん、図々しいお願いだというのは承知していましたから、「すみません、こんな無理なお願いしてしまって」と、謙虚になってお話させていただきました。ホテルマンの皆様も人間ですから、交渉の際は気を使うのがマナーだと思っています。
【土日祝日、繁忙期は避ける】
いくらプラチナエリート会員とはいえ、それ相応のお金を払ってスイートルームに泊まる御仁には絶対に勝てません。(笑)
ですので、そういう方が宿泊される可能性が高いであろう、土日祝日、繁忙期は、避けた方がいいような気がします。「でもそこしか泊まれない」という場合は、上に書いたように、空きを前もって確認するのがベターです。
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たった一年半程度の短い間の体験談ですので、あまり参考にならないかもしれませんが、とりあえずやってみる価値はあるかなと思います。
とにかく、大切なのは「謙虚にお願いすること」だと思います。ホテルと良い距離を保ちながら、スイートルームを楽しむ事ができれば最高ですね。(^-^)
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