エスキス銀座、2022年夏のある日のディナー

2022年8月中旬のある晩、友人とフレンチレストランの「エスキス」に行ってきましたので、ブログに残しておきます。

相変わらず緊張してしまうタイプの私、約束時間の15分前には着いてしまいました。待合室で時間を潰していたら、支配人の若林さんが声をかけて下さり、「お母さんお元気ですか」と…。覚えていてくださって感謝です。

そう、前回母とランチで来た時は、母が飲めないのでワインを遠慮したのでした。若林さんの出番がなくなってしまい、申し訳ない事をしました。

今夜は飲めるメンバーなので、遠慮なく飲むぞーと意気込んでいたら、友人がやってきました。

いつも通り手作りのその日だけのメニューを渡されて、ワクワク。「真実の旅とは…感性の発芽にして…」というタイトルがついています。




乾杯用のシャンパーニュは、あの「サロン」と同じ所で作られているものだとか。確かに美味しいです。

まずは、茄子。お魚の風味(カツオだったかな…)をまとわせて、お花で飾ってあります。非常にさっぱりとした一品。

二つ目のお皿は、ボタン海老。3つも乗ってる!目の前でソースを注いでくれます。

合わせた白ワイン。香りがとても良いです。

パンは、田舎風。外側の硬さと内側の柔らかみ、そして、酸味が重なって、味わいあるものに仕上がっています。

切るとこんな感じ。^_^

三皿目は、ズッキーニに松の実とトリュフを合わせたもの。ズッキーニ本体はこんな感じです。

で、でかい!普段私達が料理に使うズッキーニとはサイズが違いますね。

合わせたワイン。

そして、素晴らしかったのがこちら!

プチトマトのタルトです!もう、これは今まで食べたことがないお味。甘くてほんのり酸っぱくて味もある。なんだろうこれ。お野菜ではなくフルーツですね。

元は、まかないとして作られたものらしいです。なんと贅沢なまかない

そして、来年はもうやらないんじゃないかなーっとおっしゃってました。一期一会!?

とにかく、食べられて幸せでした。

合わせたワイン。

お魚は、キンキ。万願寺とうがらしの中にはチーズが入っています。そして、右側の緑色のはゴーヤのソースです。

キンキのソースには肝が入っていて、和風な感じも。食べた事のない組み合わせ。美味しいです!

合わせたワイン。

そして、鱧です。玉葱と合わせてあります。鱧というとあまり味が無いイメージですが、こちらはソースでしっかりと味がつけてあり、美味しいです。日本料理の鱧とは違う味わい。

合わせたのは、なんと日本酒。本数限定(かなり少ないらしい)なので、エスキスでしかお目にかかれないかも?すごく美味しいです。

ここでグラニテ。お口直しです。

メインの最後は、なんと、お肉ではなくて、蛸です!すごく味の濃いソースを使ってあり、肉に負けない存在感。こんな蛸は初めて食べたぞ!

それに合わせて、やはり存在感のある赤ワインで締められました。

もうお腹パツンパツンなんですが、この後は待ちに待ったデザートです。

まず、桃。切りたてのフレッシュな桃で、ラベンダーの香りと合わせています。

これが美味しいのなんのって!プチトマトの時も思ったけど、こんなに甘くて雑味の無い美味しい桃は生まれて初めて食べました

二つ目のデザートは、パイナップルとココナッツの、いかにも夏らしい一品!お腹いっぱいでも、サラリといただけます。

はあー、それにしても、良いお酒は酔わないなあー。(o^^o) 気持ち良い気分いっぱいで帰りました。

スタッフの皆さん、同席してくれたお友達、本当にありがとうございました!!

 

【追記】

今気づいたのですが、エスキスさん、2022年6月で10周年を迎えていらっしゃいました!おめでとうございます!!

10年もの間、東京のフレンチレストランのトップクラスを走り続けてきたエスキス。すごいですね。せっかくなので、今年もう一回くらいは行こうと思っています。ジビエいただきたいし。




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